過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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884: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/03/27(火) 02:12:34.65 ID:h2/dI4noo
勇者「魔法を斬れる・・・具体的にはどんな風に?」

女戦士「どんな風・・・と言われてもなぁ。」

女魔法「・・・発雷」
バシュウ!

バリバリバリ・・・
女魔法「斬ってみせて。」

勇者「・・・。」
勇者(雷球が浮いている。使用可能属性を考慮したら応用力では敵わないな。)

女戦士「いいぞ。ちょっと離れてろ。」

女僧侶「大丈夫ですか?雷ですから感電したり・・・」

女戦士「とりゃ」
シュパン!

女戦士「と、このとーりだ。」

勇者「雷まで消えてしまった・・・。」

女僧侶「すごいですねぇ。なぜ教えてくれなかったのですか?」

女戦士「使わせる前に倒すのが魔法使ってくる奴との基本だからな。でも何回かやった覚えがあるんだけどなぁ・・・。」

女魔法「戦士、・・・火魔法火炎弾」
ボォオ!

女戦士「フッ!」
バシュウ!

女戦士「どーだすごいだろう。」

女魔法「・・・。」
チョンチョン

女戦士「何してんだ?」

女魔法「高熱の魔法を斬ったのに剣に熱が移ってない。」

勇者「・・・ふむ。魔法により生み出された現象ごと消えてしまうのか。不思議だ、発動した現象は既に魔力との関係は無いのに・・・。」

女戦士「そういえばあいつ、俺がつけた能力を・・・とか言ってたな。剣で斬った時とあいつが消した時の消え方が似てるし・・・」
女戦士「私の一族はあいつに何かされたのかな・・・。」

勇者「そうなのか?」

女僧侶「えぇ・・・。もう話しましたけど、魔王は戦士さんの一族の初代と面識があるようです。」

女魔法「・・・可能性は高い。」

女戦士「・・・魔物と戦うための能力だって伝わってたんだけど・・・その大本から与えられてたなんて・・・・・・」
女戦士「皮肉にもほどがある・・・。」

女僧侶「魔王さえいなければ、人はもっと幸せに生きる事が出来るはずですのに・・・・・・。」

女魔法「・・・・・・。」

勇者(魔法も、今頃もっと笑えていたかもしれない。)

女戦士「・・・まぁいいや。この能力のおかげで13代もの間、魔物から人を守る事が出来ていたと言っても過言じゃないんだ。」
女戦士「感謝の証として、この能力で喉元に刃突き立ててやるか。」

女魔法「・・・その意気。」
女僧侶「そうですね。付けたことを後悔させてやりましょう。」

女戦士「おーう待ってろよ魔王!首洗って!」


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