過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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908: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/03/27(火) 17:43:46.26 ID:h2/dI4noo
勇者「早い話が建物が魔物化する。魔物化した建物は中の住民ごと一夜で消えてしまい、旅人を騙す宿として夜をさまようそうだ。」
勇者「・・・お伽噺だなこれは。」

女僧侶「魔物の館の伝説ですね。大昔に粋を凝らして作らせた家が、1年たったある日に住んでいた貴族ごと消えてしまった。」

女戦士「消えるってどこに行くんだ?」

女僧侶「さぁ・・・。」

女戦士「まぁいいや、中見て見ようぜ。聖水が塗布してあるならそんな事もないだろ。」

女魔法「・・・。」

勇者「まて、一応扉は壊しておいたほうがいい。」

女戦士「なんでだ?」

勇者「今の話は無いとしても、中に他の魔物が居ないというわけでもないだろう。」

女戦士「よっしゃ。真空斬り!」
ズバン!

扉≪・・・バタン!≫

女戦士「おじゃましまーす・・・。」

女魔法「どう?」

女戦士「・・・ベッドの木組みばっかりだな。」

勇者「これで燃料が確保出来るな。」

女僧侶「周りに木が無いから最近は保存食ばかりでしたものね。」

女戦士「・・・うん、それだけだな。忘れ物もなさそうだ。」

勇者「魔法、あの巣を焼いてくれるか?今のうちに焼いておいた方が進行を食い止められる。」

女魔法「わかった。火魔法巨大円柱詠唱開始・・・」

女戦士「私たちはベッド壊して持っていくぞ。重要な燃料だ。」

女僧侶「分かりました。」

勇者「ここで昼を過ごすつもりだったが予定を変更して少し離れた場所で昼食にしよう。俺は動物を探してくる。」

女戦士「わかった。準備しとく。」

女魔法「詠唱完了」

ズゴオオオオ!!

ゴオオオオ・・・パチパチパチ・・・

女魔法「・・・。」

女戦士「地面の下にも熱が通るようにしっかりな。」
女魔法「うん。」

女僧侶「とりゃ。」
バキン!


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