過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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◆SHpOT25On.
[saga]
2012/03/31(土) 03:28:38.00 ID:koUd7CeAo
女戦士「うーし、じゃぁやるか勇者。」
勇者「わかった。やるか。」
女僧侶「木刀は作ってすぐ壊してしまいましたけどどうするのですか?」
女戦士「うーん、やっぱり鞘付きでやるしか無いな。」
勇者「奥義を使われ始めると避ける事が出来るか不安なんだが・・・。」
女戦士「私は奥義使わないとお前におっつけない。」
勇者「・・・すまないが慣れてくれ。」
女戦士「やっぱそれしかないよなー。加速呪で応戦するしかないな。」
勇者「俺も加速呪を使うしかなくなるな。」
女戦士「イタチゴッコだな。まあいいややろうやろう。」
勇者「加速呪×2」
勇者「・・・スゥ―――」
女戦士「・・・。」
女僧侶「では・・・はじめ!」
勇者「―――」
女戦士「・・・」
女僧侶「・・・?」
勇者「―――」
ジリ・・・
女戦士「・・・」
チャキ
勇者「―――」
勇者(俺が狙えるのは常に上からの首。俺に鎧を貫通させる術は無い。戦士はそこだけを警戒していればいい。)
勇者(戦士にとっては俺は速過ぎる相手。俺にあてるには呼び込みと踏み出しと剣速が必要。剣速が制限される分呼び込みを深くする必要がある。)
勇者(戦士の急所は一つだけ。呼び込みはそこに焦点が当たる。自然な形で俺を呼び込み俺に気取られないように返す必要がある。)
勇者(首を晒す呼び込みは不自然な形になってしまう。そこからどういう風に剣が返ってくるか、かなり読みやすい。だから俺は一枚上手に攻める事が出来る。)
勇者(ならばどうするか・・・。この形になる。一瞬に賭ける。遅い者が早い者に打ち勝つ場合、後の先を取る必要がある。)
勇者(動きの起こりを感じ取る。戦士にとっての武器は、あの剣の長さ。しかし俺より遅い。そのため、同時に動いたとしても相打ち程度にはなる。)
勇者(長さは長所であり短所、返しが遅れる。その遅れが有れば俺は何とかなる。無傷で勝つには、騙しを入れ剣を振らせる必要がある。)
勇者「すぅ―――」
勇者「―――」
女戦士「・・・。」
勇者(・・・良い眼光だ。つい見とれる。)
ズダッ!
ガキン!!
女戦士「・・・。」
勇者「―――」
勇者(攻撃して来ない。首当てで突きを防がれた。あの眼光、見られている。)
勇者(半端な騙しでは剣を振ってくれそうにないな。)
女戦士「・・・。」
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