過去ログ - IS大戦 〈インフィニット・ストラトス×サクラ大戦〉
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◆tUNoJq4Lwk
[sage]
2011/07/30(土) 19:58:36.56 ID:qJ5PnGe/o
なんだか男性よりも男前な女性である。
ここの学校はこんな人ばかりなのだろうか。
「坂本先生、何かあったんですか?」
「ねえ、私のナプキン知らない?」
「うわあ、頭痛い……」
「わっ、男だ!」
しばらくすると若い女性たちがぞろぞろと出てきた。皆この学校の職員たちなのだろう。
見事に、職員も女性ばかりだ。
それにしても日曜日だというのに、なんでこんなに人がいるのだろう。
外に出たりとかはしないのだろうか。
「おお、あなたが新しく入るという男の先生ですな」
「ちょっと、聞いてもいいですかあ」
「あの、独身ですか」
いきなり現れた女性軍団に囲まれた大神は質問攻めにされてしまう。男が相当珍しい
というのは本当らしい。
「もー、皆さん! 大神先生は今日こられたばかりでお疲れなんですから!
質問は後にしてくださーい!」
真耶のおかげで、なんとか大神は自分の部屋に行くことができた。
部屋には、真耶の言った通り彼の荷物がすでに置かれていた。転属の多い幹部自衛官は、
なるべく身軽な方が良いと先輩から教えられていたので、荷物はそう多くない。
寮なので、生活必需品はそれなりに揃っているから尚更少ない。
「しかし、早速こいつを着なければならないとは」
大神は、自分の荷物から私物のスーツを取り出す。
(どうやら自分が今着ている海自の制服は、しばらく出番がなさそうだな)
大神はふとそんなことを考えたが、実際その通りになってしまう。
「ああ、疲れた」
何もしていないのに、ドッと疲れが出る。荷物を一通り整理し終わった大神は、ベッドに
倒れ込んだ。そして、夕食までの少しの間眠りに落ちることになった。
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