過去ログ -  IS大戦 〈インフィニット・ストラトス×サクラ大戦〉
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4: ◆tUNoJq4Lwk[sage]
2011/07/30(土) 19:38:45.02 ID:qJ5PnGe/o

「謙遜するな。小さな子どもを助けたと聞いている。あの状況でなかなかできるもの
ではない」

「市民を守ることは自衛官として当然の責務だと考えております」

「ふむ、なかなかの優等生ぶり。幹部学校主席は伊達ではないか」

「それで、自分は……」

「そう焦るな。帝都周辺では、貴官が上野公園で遭遇したような『降魔』が出現している
ことはもう知っていると思う」

「はい」

「わが自衛隊でも、すでに警察などと共同で降魔を倒すための特殊部隊を編制中だ。
そこで大神三尉」

「はっ」

「キミにもその対降魔部隊に入ってもらう」

「……はい」

 覚悟はしていたけれど、いざ言われると不安になってくるものだ。

「若いキミには色々な仕事を経験してもらいたいとは思う。しかしあいにく対降魔翌霊力を
持った自衛官は限られている」

「日本の平和を守るためならば、どのような職務にも邁進していく覚悟はあります」

「ふむ、いい心掛けだ。それでは、大臣から配属先を預かっている。急で悪いが明後日、
この場所に出頭してもらいたい」

 そう言うと三隅一佐は一枚の紙を俺に差し出した。

「大神宗一郎、粉骨砕身の決意で任務を遂行していきたいと……」

「どうした」

「ここは……」

「キミの配属先だ。大神三尉」

「いえ、でも」

「これは特務である。質問も拒否も許されない」

「わかりました。大神三尉、明後日指定の場所に出頭いたします」

 防衛大臣の名前入りで書かれた配属先、

 それは――


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