20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/03(水) 02:32:34.80 ID:UwF03LhUo
「…………ゆ」
「うい、だよ。和ちゃん」
呼ぼうとした名を遮られ、訂正される。
「知ってるでしょう? お姉ちゃんはもう、死んじゃったんだよ」
「……」
「信じられないって顔してるね」
「……」
「……まあ、しょうがないか」
彼女は少し困ったように微笑むと、ベッドから右手を浮かせて私の頬を撫でた。
それからゆっくりを顔を近づけて、乾いた私の唇に触れるだけのキスを落とした。
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