過去ログ - ほむほむ「ホビャァァァァァァァァァァ!!!!!!!」
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502:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/10(水) 23:09:56.03 ID:ifMyUBez0
観察記録7・狩猟者からの進化  担当研究者の手記より抜粋

20XX年◇月◇日

その日、俺は近くにた教授を大声で呼んだ。

今まで住居を自然環境エリアと都市環境エリアの境界付近に限定し、
自然環境エリアへ餌であるきゅうべえや草の採取に向かい、
その場で食事を行っていたほむほむ種に変化が見られたからだ。

さやさや「サヤサヤ〜」ハッパノオサラデ
あんあん「アンアン〜」ツチモッテキタ
ほむほむ「ホムホム〜」タクサンタクサン
まみまみ「マミマミ〜」モッテキタ

まどまど「マドマド〜」ヒロイトコロヘ
ゆまゆま「ユマユマ〜」ハコビコモウ

そう、きゅうべえの多く含まれる自然環境エリアの土を大量に運び始めた。
数日に渡って続いた作業は、都市環境エリアに意図して用意されたスペースを幾つか埋め尽くした。
そして、都市環境エリアに元から引かれていた水と、落ちた木の葉をその土の上に撒き始めた。

元々、このほむトープに入れられたほむほむ種達は、
ビオトープ環境に適応できるよう、各種の隔離ビオトープで世代調整を行われた種だった。
その長い歴史の中で、ほむほむ種は本能的に葉の栄養と水分できゅうべえが増殖する事を悟っていたんだ。

野生のほむほむ種も、これまでのほむトープ内のほむほむ種も、
土の中に潜むきゅうべえを捕獲し、自然に生えた雑草をその場で摂取する狩猟生物だったんだ。

さやさや「サヤァ、サヤサヤ」ゴハンタクサン
あんあん「アン、アンアンアン」オウチニモチカイ

だが、今、俺達の目の前で繰り広げられているのは、ほむほむ種が狩猟生物から農耕生物へと転じて行く様だった。
それはさながら、俺達人類がより多くの安定した食糧を求め、狩猟民族から農耕民族へと転じていったように。

そして、その日を境に、ほむほむ種の居住地は、徐々に都市環境エリア中心方面へと向かって広がって行った。


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