過去ログ - エリー「私と5つの物語……///」
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68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/05(金) 21:47:08.98 ID:rkRztRK1o
午後の授業が始まる頃には雨が降り始めました。

春の雨はささやかに、繊細で静かな雨音を漂わせています。

隣でシャロは外を眺めながら退屈そうに足をぷらぷら動かしています。

私はぼんやりと雨の音を聞きながらシャロの足が揺れるのを眺めていました。

シャロ「あ」

ぴたっ、と足が中空で止まります。

シャロは外を向いたままぴったりと静止しています。

その視線の先にも特に変わった様子はなく、ただ雨がしとしと降っているだけです。

そして、シャロはまた足をぷらぷら動かし始めました。

理由はわかりませんがその様子が楽しそうだったので、私はなんだか満足したような気分でシャロの足を眺めていました。

私は瞼を閉じました。


生徒会長室のドアをおそるおそる開きます。

シャロ「失礼しまーす……」

アンリエット「どうぞ」

生徒会長室は掃除が行き届いていて無駄なものがなく、いつ来ても背筋の伸びる思いがするところです。

いつものように厳しい表情をしたアンリエット生徒会長の前に私たちは横一列に並びました。

コーデリア「それで、お話というのはー……」

アンリエット「最近のあなたたちについてです」

シャロ「最近のあたしたちですかー?」

アンリエット「どうですか。トイズは戻りそうですか?」

エリー「それは、その……まだ……///」

アンリエット「退学の期限が迫っているのに、トイズを取り戻す手がかりをつかめず、のんきに暮らしている。

          しかも、しょっちゅう遅刻してくる……本当にダメダメすぎです」

ネロ「きょ、今日は遅刻してないよ! しそうにはなったけど」

シャロ「一生懸命がんばりました!」

コーデリア「そうです! 私たちがんばってるんですっ」

アンリエット「ですが、あなたたち……」

エリー「のんきなように見えるかもしれないですけど、4人一緒だから、頑張れるんです……/// だから、その……」

アンリエット生徒会長はため息をひとつつきました。

アンリエット「……わかりましたわ。あなたたちがよく頑張っていることは」

エリー「あ、ありがとうございます……///」

シャロ「あたしたち、もっともっとがんばります! 立派な探偵になるために!」

アンリエット「ですが、あまりわたくしに心配をかけないようにしてくださいね」

シャロ「はい!」

私たち4人が笑顔で答えると、アンリエット生徒会長も表情を緩めて、包み込むようなほほえみを見せてくれました。


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