過去ログ - IS三巻再構成 「だったら行かなきゃね」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/06(土) 22:51:01.58 ID:e/0Wv8890
「作戦完了――と言いたいところだが、お前たちは独自行動により重大な違反を犯した。
帰ったらすぐ反省文の提出と懲罰用の特別トレーニングを用意してやるからそのつもりでいろ。
そしてそこで縛られている織斑一夏は――後でもう一度説教だ」

「はい」

勝利した俺達を待っていたのはそれはそれは冷たいものだった。
腕組みで待っていた千冬姉に俺たちはきつく言われ、勝利の感触さえおぼろげだ。
大広間に正座。この状態で三〇分は過ぎた気がする。
セシリアの顔色が真っ赤から真っ青になりはじめているのが、危険信号の目安だ。

「あ、あの、織斑先生。もうそろそろそのへんで……。け、けが人もいますし、ね?」

「ふん……。ではこれにて解散。織斑、ちょっと来い」

「えっと。俺動けないんですけど……」

「ほう? なら引きずっていってやろう」

「すいませんでした。自分で歩きます!」

腕を使わずに足の力だけで立ち上がる。
しかし、正座をしていたせいもあってか足の感覚が無かった。

「とりあえず、私達の部屋で待っていろと言いたいところだがスポーツドリンクを飲んでから来い」

「分かりました」

「では先に戻っておく。まぁ、よくやった。全員、よく無事に帰ってきたな」


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