過去ログ - キュゥべえ「ボクを信じてくれ、暁美ほむら」
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/09(火) 00:04:46.93 ID:UNUCMhhk0
ほむら「………毒が入っているかも、とかは考えないの?」

罹患者「ほむらは、そんな器用なタイプには見えないよ。
    それに、カップを渡してくれた時の表情も、とても穏やかだった」

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/09(火) 00:05:50.21 ID:UNUCMhhk0
だが――

罹患者「…………話すべきかどうか、少し迷ったんだけど」

彼が神妙に切り出した言葉に、今度は私が怪訝そうな表情を浮かべる番だった。
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/09(火) 00:06:45.96 ID:UNUCMhhk0
罹患者「ボク達が魔法少女に選ぶ基準は、感情エネルギーを生み出す大きさの他に、
    大きな因果律を背負っているかどうかが重要なファクターなんだ。

    例えば、一国の女王や革命に大きく関わる事になる少女、
    他にも言動一つが周囲の人間に大きく影響を与えるような子だ。
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/09(火) 00:07:56.49 ID:UNUCMhhk0
罹患者「君が彼女を助けるために、つまり、彼女をあらゆる事象の中心に据え、
    幾度となく時間遡行を繰り返した事で、本来、交わる事のない並行世界の因果が、
    現在、君が存在している世界の彼女へと絡みついてしまっているんだ」

ほむら「な、そ、それは!?」
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/09(火) 00:09:18.75 ID:UNUCMhhk0
罹患者「しかも、一撃であのワルプルギスの夜を破壊する力……。

    いくら魔力で身体を強化していても、結局は人間の身体だ。
    おそらく、彼女が魔力を使い果たしたのは、その反動に負けた身体を無意識に自己修復したせいだろう。

以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/09(火) 00:10:55.10 ID:UNUCMhhk0
罹患者「違うよ! ほむらの責任じゃない!」

彼が声を張り上げて、私の思考を遮った。

驚いて顔を上げると、真っ赤な瞳がこちらを見ていた。
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/09(火) 00:12:27.32 ID:UNUCMhhk0
ほむら「でも……前回も、その前も、ワルプルギスの夜まで彼女を守り抜いても、
    インキュベーターは戦いのスキをついて、まどかに契約を迫る……。

    とても、私一人で守りきるなんて………」

以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/09(火) 00:14:11.15 ID:UNUCMhhk0
とりあえず、今回はここまでです。
次回以降は一話ずつ書き上がり次第、書き込んで行こうと思っています。


39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/08/09(火) 00:15:12.96 ID:3FzoaZkl0
いちおつ
なかなかいいじゃないか
期待して待ってるよ


40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/09(火) 00:15:13.26 ID:NzDvK/hIO
期待しときやす


41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/08/09(火) 00:16:51.16 ID:d3hluBVzo
乙乙!


べぇさんが味方ならマミさん他にもより信用されやすくなる……かなぁ?


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