過去ログ - キュゥべえ「ボクを信じてくれ、暁美ほむら」
1- 20
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/08(月) 23:19:48.96 ID:6QrscVfk0
インキュベーターの言葉に、傷だらけのインキュベーターが怯んだ瞬間だった。
私は盾の中からナイフを取り出すと、時間停止を行い、五体満足のインキュベーターの首を切り落とす。

そして、怯んだままの体勢の満身創痍のインキュベーターに一瞥をくれる。

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/08(月) 23:23:46.19 ID:6QrscVfk0
QB2「う、ぁ……な、何が……」

ほむら「大人しく質問にだけ答えなさい……目の前のソレと同じ目に合いたいくないならね」

QB2「……ッ」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/08(月) 23:27:47.44 ID:6QrscVfk0
罹患者「き、君は何を知っているんだい……?」

ほむら「お前達の知られたくない情報全般よ。黙って質問に答えなさい」

罹患者「……ボクの情報は、他の個体には転送されていない。
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/08(月) 23:32:36.69 ID:6QrscVfk0
罹患者「そうか……そう、なんだ……」

その時、インキュベーターの声音が不思議と安堵のそれに変わった。
そして、インキュベーターは再び口を開いた。

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/08(月) 23:37:01.66 ID:6QrscVfk0
罹患者「もう……もう嫌なんだ!
    真実を知らない子達が願いを引き換えに魔法少女にされるのも!
    彼女達が絶望して魔女になるのも! 魔女との戦いで命を落とすのも!」

ほむら(何なの……このインキュベーター……泣いて、いる!?)
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/08(月) 23:39:34.47 ID:6QrscVfk0
ボロボロと涙を零しながら、苦しそうに、
だが安らいだように呟くインキュベーター。

ほむら「お前は……」

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/08(月) 23:42:38.03 ID:6QrscVfk0
数時間後、暁美ほむら宅――

ほむら「ハァ……」

深いため息が漏れる。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/08(月) 23:44:32.72 ID:6QrscVfk0
ほむら(何故……? こいつは、インキュベーターなのに)

目の前にいるのは、宇宙のためと言う大層なお題目を掲げ、地球を食い物にする悪魔のような生物だ。
なのに、何故、私は彼を連れ帰ってしまったのだろうか?

以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/08(月) 23:46:47.88 ID:6QrscVfk0
罹患者「ッ!? き、君は……さっきの!? ここは!? 
    傷が治ってる!? 君が、治療してくれたのかい?」

ほむら「自分が置かれた状況を理解できていないの?」

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga]
2011/08/08(月) 23:48:32.02 ID:6QrscVfk0
罹患者「懺悔……か。
    ボクらの星に信仰や宗教なんてものは存在しないけど、
    人間はそうやって免罪を得るらしいね」

ほむら「さすがインキュベーター……下等な地球人の文化はお気に召さない?」
以下略



692Res/481.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice