過去ログ - 一夏さんさよならですわ・・・
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19:イギリス女のセシリアがどうやって日本語のお嬢様言葉をみにつけたか?[sage]
2011/08/15(月) 21:56:10.35 ID:IVQgcGu50
※続きですが、シャルが悪役ポジションなので、読む前に予め心構えをお願いします。あとで弁解の展開考えてます。


「嘘ですわ……」

「あ?」

「なにいってんのコイツ?」

「とうとう狂ったかな??」

「こんなのほんとのはずありませんわ、きっと夢なの、夢なんですわ」

「…………」

「悪い夢ですわ、ひどい悪夢ですわ、早く一夏さん助けにいらして……」

セシリアは滲むまで下唇を噛みしめ、泣きじゃくっていた。お嬢様育ちのセシリアにはキツイ辱めだった。キツ過ぎた。
お嬢様育ちながら早くから両親を失いそれでも頑張ってきた気丈なセシリアの精神を粉々にするほどの酷い辱めだった。あまりに酷過ぎた。

「一夏さん、一夏さぁん……エグエグ」

「これだからライミー<イギリス野郎>は……」

シャルはやれやれと肩を竦める。竦めてセシリアの縛られている椅子を蹴っ飛ばした。

「ぶぎゃっ!!」

セシリアが顔面をもろに床に打ちつけた。繊細な顔も艶めく金髪も自分が先ほどもらした臭気はなつ汚物に塗れる。

「セシリア、イギリス白人の君にとって日本人はイエローモンキーなんだよね?普段同級生とは一緒のトイレ使うの嫌がってるじゃないか。そ
れなのに一夏、一夏とさっきからうるさくないかなぁ?」

勝ち誇る余裕とともにどす黒い狂気がシャルの中に膨らみわだかまってそれが筋肉のひくつく顔面に張り付きにこやかなあまりににこやかなさわやかな笑顔に変わる。
シャルはセシリアに唾を吐きかけた。

「ぐうう」

「君はロンドンに帰ってジンジャエールでも飲んで労働者階級馬鹿にしながらトラファルガー海戦でも想起して×××濡らしてりゃいいんだよ。自分の糞に塗れてイギリス貴族とは笑わせるね」

「なぜですの……?」

セシリアは悲しげに泣いていた。

「あなたは、たしかにライバルでしたけど、でもこんな人だとは思わなかった」

「……僕にも分からないね。今までは鈍い一夏にやきもきしながらも、恋敵と競い合う青春も悪くないと思っていた。でも、最近妙にいらつくんだ」


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