過去ログ - 美琴「ねぇ、今のキス…もう一回…」
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53: ◆TMUjPu.E7.[sage]
2011/08/14(日) 13:30:25.24 ID:LNOIK7AAO
「お姉様のそのおかしな様子は、あの類人猿が原因なのでしょう」
「うっ!」
「何があったかは知りませんが……お姉様はあの類人猿に
連絡を取ら無いようにした。けれど、思いの外、
相手も連絡して来ず、半分意地になってしまい、お姉様は素直に連絡がとれなくなった……」
「……、」
美琴は何か言いたげに、唇を開こうとしたが湿ったゲコ太を
ギュッと握りしめただけだった。
「……会いたいのに会えない、その欲求の果てには
夢にまであの類人猿が出てきてしまう始末………と、いったところでしょうか」
「っ!!!?そんなわけ……っ」
「まぁ、なぁんの証拠もない黒子の考えですわ。
聞き流してくださって結構ですので」
「……アンタ、」
証拠はないと言いながら確信を得ている話し方だった。
何をどこまで気づかれているのか、美琴は怪訝そうな目を白井に向ける。
何があったとか、夢の内容とか…肝心なところまでは掴まれてはいないようだが、
自分の心情まで悟られてしまい美琴は顔を紅潮させた。
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