過去ログ - 美琴「ねぇ、今のキス…もう一回…」
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54: ◆TMUjPu.E7.[sage]
2011/08/14(日) 13:37:41.82 ID:LNOIK7AAO
「おほほ、そんな顔なさらないでお姉様。
(またあの類人猿への殺意がわいてしまいますわ〜)」
白井はスカートの下、太ももにいつものホルダーを装備した。
金属矢が白井の思いを感じ取ったようにギラついている。
そろそろ時間なので、と言ってカバンを持った白井は美琴の目の前までくると……。
何か言いたげに、美琴にその瞳を向けてきた。
今度は何やら言いにくそうに口の中で言葉をもごもごさせながら。
「…まぁ…わたくし、あの方なら……大丈夫だと、思いますわ」
本当なら言いたくない言葉を振り絞るように唇を開いたものだから、
言葉がどうにも小間切れ気味だ。
「え」
「お姉様のこと、大切にしてくださる……殿方ですし……
わたくしも…上条さんのことは信頼しております」
白井からの思わぬ言葉に驚く。
美琴は目の前、少し視線の高さが違う彼女をそっと見つめていた。
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