過去ログ - 鹿目まどかと魔法少女
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22: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:16:48.21 ID:BFRrGUMm0
学校に近づくと、まどかの心は少し乱れた。きっと、転校生の暁美ほむらは教室にいるだろうから。
仁美とクラシック音楽の話で盛り上がっていたさやかが、まどかの不安を察し、テレパシーを使う。
キュゥべえの力により、彼女たちはテレパシーで会話ができるようになっている。

――どうしたの?

――えっとね、暁美さんのことを思い出しちゃって。あの子、転校生なんだよね?

――そうだけど、今日はマミさんがついてるんだし安心しなよ。
  それに何かちょっかい出してきても、まどかはあたしが守るからさ。

――うん。いつも、ありがとう、さやかちゃん。

――どういたしまして。

やさしくて、勇気がある親友の存在がとても頼もしい。
さやかに励まされて、まどかは心を落ち着かせることができた。
目と目をあわせて、ほほえみあう二人。
しかし、テレパシー能力がない者からすると、その様子は無言でみつめ合っているようなものだ。
だから、仁美が不思議そうな表情で、まどかとさやかに話しかけた。


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