978: ◆TctB4xXhw6[saga]
2011/10/04(火) 22:18:43.61 ID:nIaO3cdE0
西の女王 「正直、魔ノ国に置き去りにされても気まずいんですよ」
女天狗 「惚れた相手に忘れられンのって結構しんどいんだぜ?」
979: ◆TctB4xXhw6[saga]
2011/10/04(火) 22:19:28.49 ID:nIaO3cdE0
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980: ◆TctB4xXhw6[saga]
2011/10/04(火) 22:20:28.98 ID:nIaO3cdE0
あれから――、
981: ◆TctB4xXhw6[saga]
2011/10/04(火) 22:21:24.37 ID:nIaO3cdE0
メイドさんはというと、元は魔王さんの専属メイドだったらしいのだが、この機会に総メイド長へと就任した。
彼女が率いるメイド部隊はさながら軍隊が如く統率されており、騎士団の兵士から「俺達の立場がない」とぼやかれるほどだ。
982: ◆TctB4xXhw6[saga]
2011/10/04(火) 22:22:10.46 ID:nIaO3cdE0
そういえば、西の女王さんと女天狗さんは魔王さんについていったそうだ。
意趣返しに了承なしで押しかけたということなので少し心配だが、あの三人なら問題はないだろう。
983: ◆TctB4xXhw6[saga]
2011/10/04(火) 22:22:43.44 ID:nIaO3cdE0
コンコン
側近 「男さん、東の国から使者の方が見えましたよ」
984: ◆TctB4xXhw6[saga]
2011/10/04(火) 22:23:23.59 ID:nIaO3cdE0
隣には側近さん。わんこはやや後ろに控えるようについてくる。
時々三人並ぶこともあるけれど、これがいつもの歩き方。
985: ◆TctB4xXhw6[saga]
2011/10/04(火) 22:24:01.36 ID:nIaO3cdE0
男 「歩きづらいんだけど」
大賢者 「何をしとるんじゃおぬしら」
986: ◆TctB4xXhw6[saga]
2011/10/04(火) 22:24:56.99 ID:nIaO3cdE0
メイド 「全員そこに直りなさい!!」
四人 「「「「 すみませんでしたぁ!! 」」」」
987: ◆TctB4xXhw6[saga]
2011/10/04(火) 22:25:40.53 ID:nIaO3cdE0
魔王を拾って始まったこの日常。
せめて魔王が帰ってくるときまでは、守り通すのも悪くない。
988: ◆TctB4xXhw6[saga]
2011/10/04(火) 22:29:18.73 ID:nIaO3cdE0
兵士B 「……」
兵士B 「あれ? 俺の出番は?」
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