91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/17(水) 21:14:28.63 ID:c+5+k8k3o
「ぁ、私、唯じゃなくて、妹の、憂です……」
私は、覚めかけの頭を回転させて、その女学生さんの勘違いを正しました。
「……ごめん。私、唯の同級生の知花姫子。
あなたが唯そっくりだから、付けてたヘアピンを見て、てっきり唯だと思って」
そう言って姫子さんは、はにかみながら、私が付けていたお姉ちゃんのヘアピンを見せてくれました。
「そのヘアピンは、海岸で手榴弾自決しようとしたときに、お姉ちゃんがくれたんです……」
「……えっ?」
私がそう言いかけると、姫子さんの表情が険しく曇りました。
「「じゃあ……」」
その言わんとするところを察した私は、姫子さんと同時に問いを発したのです。
「唯は!?」「お姉ちゃんは!?」
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