過去ログ - 美琴「初めまして、御坂美琴です」一方通行「……あァ?」
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7: ◆TVdz386dzA[sage]
2011/08/15(月) 16:38:12.10 ID:GW54J0te0


ロビーにあるエレベーターに乗り込みながら美琴は『代わりの人』がどんな人物か予想してみる。
女性か男性か、厳しい人か優しい人か、無口な人かおしゃべり好きな人か…………



(優しい人だと良いなぁ……)



エレベーターの扉が開かれ、芳川は美琴に着いてくる様に促す。
自分の研究室に向かう芳川は自分の鼓動が微かに早くなっているのが分かった。



(らしくないわね……緊張しているのかしら)



これから美琴に会わせる人物。
今日から3日間、その人物と美琴がうまく過ごせるか……はたまた人間関係を築くキッカケになるか……
その二点の疑問だけが彼女の鼓動を早くしていた。
思考をグルグル廻している内に、目的地であるその人物が待っているであろう研究室へ着いてしまった。



「……ここよ」



ガチャッとドアを開けると室内には一人の少年が立っていた。
芳川にとっては見慣れた少年。
美琴にとっては初めて会う少年。





「……!!!」



少年を見て美琴は息を呑んだ。
髪は雪の様に透き通るような白。肌も髪ほどでは無いが白く儚い。
そして紅い瞳。



(……キレー……)



一度見つめてしまったらもう離せないのではないだろうか。事実、美琴は少年から目が離せなかった。
何故か自分の頬が熱を帯びていくような気がした。



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