過去ログ - 星奈「あたしたちはまだ友達が少ない」
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20: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 22:02:28.84 ID:rzRRdxIO0
「まぁ、なんにしても遊びで良かったよ……」

「ふっ、そうだな、こんなことは所詮遊びに過ぎない。気にすることはないぞ、小鷹」

ソファのはじっこでずっとしょげていた夜空が言う。
以下略



21: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 22:06:39.21 ID:rzRRdxIO0
「ところで、理科。あんなもんいつの間に作ったんだ?」

「それはですね先輩、以前先輩を見返すために作ったタイムマシンもどきは失敗作だったので、
そのリベンジとして極秘裏に作っていたのですよ」

以下略



22: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 22:08:34.49 ID:rzRRdxIO0
嬉しそうにいそいそと明日次郎を持ってくる理科。

「自分で言うのも何ですが、まさにこれはロマンの結晶! そう、『男』のロマンの結晶なのですよ!!」

そう言ってスポッとかぶる。
以下略



23: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 22:12:51.86 ID:rzRRdxIO0
「貴様らさっきから騒々しいぞ。小鷹はなにをそんなにテンションを上げているのだ? 少し落ち着け。キモいぞ」

星奈で憂さ晴らしをしていた夜空が話に割り込んできた。

「いやこれが落ち着いていられるかよ! 今俺たちは世紀の大発明を目の当たりにしているんだぞ!?」
以下略



24: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 22:14:11.11 ID:rzRRdxIO0
「っとにかく、まずは私に使ってみてくれ」

正気に戻った夜空が言い、理科に近づいてなにか耳元で呟いた。

「胸で頼む」
以下略



25: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 22:14:52.85 ID:rzRRdxIO0
一瞬の間をおいて、目がグルグルと好き勝手な方向に回り始め、徐々に夜空に照準を合わせていくッ!

そしてッ!そしてついにィッ! 焦点が合うと眼球全体が赤く輝いたァァッ!

「明日次郎ビィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィムッ!」
以下略



26: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 22:17:14.64 ID:rzRRdxIO0
「やっぱり可視光線にした方がよかったですかね?」

「それもそうだが、それ以前に何も起ってない気がするんだが……」

「甘いですよ小鷹先輩。効果は徐々に現れるのですよ。でも理科だと効果は薄いようです。
以下略



27: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 22:18:50.28 ID:rzRRdxIO0
明日次郎装着。中にはモニターがついていた。ロマンシング佐賀の時よりもさらに臨場感に溢れる感じだ。

画面の端には様々な文字や数値が表示されていて、中央に恥ずかしげにしている夜空が見える。

「キモ」
以下略



28: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 22:21:12.34 ID:rzRRdxIO0
俺の眼に飛び込んできたのは、決して派手ではなく、しかし惹きつけられた眼をそこから逸らすことは決して許さないような、上品な下着だった。
断じて扇情的ではないし、際どい形をしているわけでもなく、布面積としては平均よりも大きい方だろう。
しかし、決して地味ではない。
カップ部には、白地に仄かな薄桃色の糸で刺繍が施されていた。花をあしらっているのかと思ったが、よく見ると連なったハート型の模様だった。
左右対称のその模様は、下着全体のバランスを絶妙に彩っている。カップの縁の部分には刺繍よりも少しだけ濃い桃色で留められた、純白のフリルが付いている。
以下略



29: ◆OFPPQdZV86[sage saga]
2011/08/15(月) 22:24:02.47 ID:rzRRdxIO0
「どうしたのだ!? 小鷹!?」

一瞬の間に観察と描写を終えた俺に、下着姿の夜空が不安げに近寄ろうとする。

やめろ! 近づくんじゃない!
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