過去ログ - 純一「ええっ!?お、同じ大学?」美也「今のうちに一部屋あけといてよね」
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225:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/09/07(水) 22:18:10.46 ID:ozn1IiKYo
夕暮れの幹線道路は帰宅途中の車で渋滞していた。
みゃーは、込み合ったバスの中で早く着け早く着けって心の中で唱えていた。
いつのまにか雨が降り出している。雨滴で歪んだ外の景色が車のブレーキランプでぼんやりと赤く滲む

・・・・・・考えればいつだってみゃーはにぃにのことを考えていた。それこそ幼い頃から毎日毎時間。1時間だってにぃにのことを考えないときはなかったん。いろんな人たちを傷つけちゃたのかもしれないけど、最後に女友さんがみゃーに約束させたことだけは果たさないといけない。

たとえ、にぃにがみゃーのことを拒んでももう二度と身を引かない。みゃーがようやく学んだこと。それは、人に任せて身を引いたって、にぃには笑顔にならないってこと。傲慢な考えかもしれないけど、不思議と今はみゃーは迷っていない。

最寄のバス停でバスを降りる
雨に打たれながら100m先にあるにぃにのアパートまで走る(傘はないし途中転んだけど気にしない)

そして、みゃーは、ようやく窓辺から明かりが見えるにぃにのアパートの玄関の前に立つ


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