過去ログ - 美琴「初めまして、御坂美琴です」一方通行「……あァ?」 〜2〜
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◆TVdz386dzA
[saga]
2011/08/27(土) 15:04:28.51 ID:6tUb/fB80
かたや美琴の後ろを歩く一方通行はキャップをしているせいでその表情が見えない。
以前一方通行は必要最低限のもの(きっと酸素や重力だろう)以外は反射するように能力を設定していると言っていた。
きっとキャップの影では涼やかな顔をしていてこの夏の空の下を快適空間で歩いているのだろう。
そう思い羨むような視線を向けながら美琴は口を尖らす。不機嫌でもないのに、抗議を求める表情をわざと作ってみる。
「いいよね〜一方通行は。紫外線とかこの熱気とかも反射してるんでしょ?」
「……まァな」
「なら私に当たってる分も反射してよ。ちょろーっと私の所まで反射範囲を広げてくれれば良いからさ〜」
「ヤなこった 面倒臭ェ」
「ちぇっ、けーち! ま、そう言うと思ってたけどっ」
一方通行の憎まれ口は絶賛通常営業中。
相変わらずの態度にイジケながらもスキップにも似た足どりで彼の前を大きく手を振りながら美琴は大股で歩く。
先程ほんの一瞬、一方通行のふいに表れた表情を見たせいだろうか。少し気分がいい。
微かに感じた子猫へのモヤモヤした気持ちなんて首を振って掻き消す。
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