過去ログ - 五和「好きです」上条「なんか言ったか?」一方「…」
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456:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2011/09/28(水) 21:22:51.56 ID:0eYg+VLn0
男「避けたか…」


男は横目でちらりと麦野の方を見た。
感情の死んだ冷たい目。

麦野は片膝を地面についたまま男を睨んだ。
その顔にいつもの余裕は無い。

男の方は相変わらずの感情の無い笑顔のまま麦野を見ている。

麦野は呼吸を整えながら必死に思考をめぐらせていた。

物理攻撃が無力と分かった以上、彼女の残る攻撃手段は『原子崩し』だけだ。

しかしやたら無闇に撃った所で当たる訳ではない。
それどころか逆にそれが隙になってしまう可能性すらあった。

『原子崩し』が必ず当たる、そんな状況を作る必要があった。


男「考え事は終わったか?」


男は抑揚のない低い声で聞いてきた。

麦野は答えるかわりにゆっくりと立ち上がる。

男は麦野が立ち上がるのとほぼ同時に動き出した。


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