過去ログ - 一方「俺にその資格があるとでも?」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga]
2011/08/23(火) 00:34:41.63 ID:48Whit0Eo
「上条さんは年上のお姉さんがタイプなんですよ」
「……まァ、年上に見えるか」
「え、違うの?」
ほとほと呆れたように、一方通行は物覚えの悪いヒーローを睨みつける。
「……お前も妹達の事情は知ってるだろが。もォ忘れたンですかァ?」
「あ、実年齢か」
実年齢と肉体年齢の差異は妹達には日常茶飯事である。
「ま、あいつらの場合、その辺り気にし始めたらキリがねェけどな」
そうでも考えておかないと、打ち止め、妹達、番外個体がほぼ同年齢になってしまうのだ。
「でも、ほら、何とかいう機械で、年齢相応の常識はあるんだろ?」
「さあ?」
学習装置で何を教えられたかは、一方通行も知らない。
そもそも番外個体は街で生活するために作られたのではない。対一方通行の兵器である。
世間一般の常識は、その後に不完全ながらもMNWを通じて学んでいたはずだ。
もっとも、一部個体によってとんでもないネタが仕込まれたりもしているらしいのだが。
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