197:第C話―――滝壺「きぬはたの事よろしくね」 香焼「はいぃ?!」[saga]
2011/08/31(水) 02:01:11.28 ID:3+gO496P0
――一方・・・・・
マイドアリガトウゴザイマーッス・・・・プシュー・・・
香焼「着いた……相変わらずデカいホテルっすよね」ジー・・・
神裂「……出来れば此処に来たくないんですよ」ハァ・・・
香焼「え?」
神裂「だって隣にアレイスター居るんですよ?」チラッ・・・
・ホテル『アレクサンダー』 ← 100m → 『窓のないビル』
香焼「は、はぁ」
神裂「正直言って不気味です……今は行かざるを得ませんけどね」フム
香焼「そ、そうっすか……何階でしたっけ?」
神裂「確か最上階の二つ下と言っていました」
香焼「……麦野さん。お金持ちだなぁ」キョトン・・・
神裂「御嬢様らしいですからね。それに超能力者(レベル5)です。色々我儘が効くのでしょう」
香焼「軍覇とは大違いっすね」ハハハ・・・
神裂「さておき、先程の手筈通りです。貴方は貴方の仕事をしてください。私は私の仕事をしますから」
香焼「了解っす。でも……もあい必要でした?」スッ・・・
もあい「んなー」ヒョコッ
神裂「連れて来てくれと言っていました。役に立つのでしょう。この子(もあい)もこの子の役割があるという事です」
香焼「……だってさ」ナデナデ・・・
もあい「にゃ?」ジー・・・
神裂「それでは……鋼糸(ワイヤー)良し。飛針(投げ針)良し……※菊一文字時貞(模造刀)良し! 完璧です」ビシッ!
※ねーちんが態々地元の名匠に頼んで造ってもらった。天草四郎の名を冠した菊一文字派の模造刀。七天七刀を持ち歩けない際、使用する。
香焼「ちゃんと隠して下さいよ。それ生身で持ったままホテル入れませんからね」ハァ・・・
神裂「分かってますよ。香焼こそ……まぁ心配は要りませんか。貴方は暗器隠すの天才的ですからね」
香焼「……さぁ」ハハハ・・・
神裂「まったく服の下にナイフ何本隠してるんだか……さっきの最新式の短刀も持ってきたのですか?」ジトー・・・
香焼「あはは。内緒っす」
神裂「やれやれ……暗殺部隊に配属させなくて正解でした。容姿的に実は一番向いてますが、性格が難ですからね」ボソッ・・・
香焼「へ?」
神裂「何でもありません。気にしないで下さい。そろそろ行きましょう。固法さん達も待ちかねている頃合いです」カツカツカツ・・・
香焼「そうっすね。急ぎましょう」カツカツカツ・・・
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