333:第C話―――滝壺「きぬはたの事よろしくね」 香焼「はいぃ?!」
2011/09/06(火) 03:14:14.63 ID:ooU393vg0
??「兄貴、お疲れ様です。データは取れましたよ」
?「しかし『テーピング』してるとはいえ、視力は普通。よく打てましたね」タラー・・・
黒妻「……まぁな」チラッ・・・
??・?「「……あ」」ピタッ・・・
黒基調の変則ラッパーみたいなファッションの男性と……派手な間違いました風の和服に身を包んだ女性。
?「……これはこれは。黒妻兄さんの娘分さん。こんにちわ」ペコッ
黒妻「娘じゃねぇよ」ケッ
絹旗「え、えっと……クロエさん。こんにちわ」ペコッ・・・
?「……お姉さんはそんなブランド染みた名前じゃないですよ」ハハハ・・・
??「だはは! 良いじゃん。お前今からクロエに改名な」ケラケラケラ!
?「んもう! 半蔵様! 私は『郭』って名前(コードネーム)気に入ってるんですよ!」プクウウゥ・・・
半蔵・郭。この街には珍しい純和風な名前だな。
それにしても最愛が人見知りしないなんて珍しいな。やはり此方も知り合いなのか。
絹旗「コッチの2人は浜面の友達です。というか兄貴さんが浜面の兄貴さんなので兄貴さんなんです」
香焼「もうちょっと分かり易く教えて」タラー・・・
黒妻「俺が仕上(浜面)の知り合いって事だ。その繋がりでこの子と知り合った」
半蔵「俺らも似た様なもんだ。尤も、黒妻の兄貴とチームは違うけどな。前の頭(ヘッド)と付き合い長かったからよ」
香焼「チーム? ヘッド?」
郭「武装無能力集団(スキルアウト)ですよ。御存じありませんか?」
黒妻「オイこら。オレはOBだっつの。一緒にカウントさせんな」ケッ
武装無能力集団。所謂、この街のアウトロー。
半蔵さんと郭さんはそういう風に見えないが、黒妻さんは確かに……某『烏達』、『最低』の○装戦線に出てきそうな雰囲気をしている。
半蔵「○木恵三ですね分かります」ククク・・・
黒妻「うっせ! ったく……オレらはデートの邪魔なるからとっとと帰るぞ」スタッ・・・
絹旗「だからデートじゃないですよー!!」カアアァ///
黒妻「はいはい。美偉にも報告しとくからなー」ハハハ!
吸い掛けの煙草を揉み消し、立ち上がる黒妻さん。
展開に追い付けず忘れていたけど、この人無能力者なのか……え? さっき音速打ってなかった!?
絹旗「……何故でしょうね。超不思議です」タラー・・・
アレか。軍覇と同じ部類の人間か。
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