387:第D話―――絹旗「お、お邪魔しましゅ!」 香焼「い、いらっしゃい(・・・噛んだね)」[saga]
2011/09/08(木) 02:21:32.21 ID:D1tEmVUr0
一服し、超暇になる。
そういえばこの部屋をジロジロ見るのは初めてだな、と考え少し見て回る事にした。
無論、彼のプライベートルームやクローゼット、TVデッキ、キッチンの扉、鍵が掛ってる場所等は勝手に開けたりしない。
流石の私だってそのぐらいの常識はある。
絹旗「しかし、本当に男の子の部屋でしょうか……超綺麗な部屋ですよねー」ジー・・・
もあい「にゃー」ジー・・・
五和さん達が掃除していったとはいえ、一人暮らし(?)の男子中学生宅には見えない。
麦野と自分の部屋の方が超汚いし、きっと浜面の部屋なんかと比べたら偉い違いになるだろう。
それにしても香焼。ちょっと遅い気がする。
絹旗「テレビ勝手に点けたら、失礼ですよね」アハハ・・・
と言いつつリモコンを探してしまうのが、いけない癖。
部屋に居る時は常にテレビが点いてないと落ち着かない生粋のテレビっ子なのだ。仕方あるまい。
絹旗「どこー、どこー……どーこ」カラクールノカー・・・
もあい「みー」コンコンッ
絹旗「ん? あ、そこですか。どうもです、もあい」スッ・・・
数冊の雑誌上にある新聞を叩くもあい。多分、雑誌と新聞の間にあるのだろう。
お手柄猫さんを撫で、新聞を退けると、やはりそこにリモコンが有り―――
絹旗「あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぅえっ!?」ギョッ・・・
―――リモコンの下には……超『アレ』な表紙の雑誌が挟まってあった。
絹旗「え、えっと……これって」スッ・・・
俗にいう、エロ本だ。
絹旗「う、嘘でしょ」カアアァ///
もあい「……にゃ」ジー・・・
絹旗「こ、香焼の……ですよね」キョロキョロ・・・///
まさか五和さん達のではあるまい。香焼もやはり『男』という訳か。
1002Res/1177.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。