408:第D話―――絹旗「お、お邪魔しましゅ!」 香焼「い、いらっしゃい(・・・噛んだね)」[saga]
2011/09/10(土) 01:12:08.04 ID:VWpkMbpZ0
―――とある翌日、PM09:45、学園都市第1学区、マンション『ニューディレクターズ』(香焼宅)・・・・・・
先程姉さん達から今日はウチに寄らないという何とも不穏なメールが届いた。まぁ自分は自室に寝れば問題無い話だろう。
さておき、気がつくと既に9時半。そろそろ風呂に入ろう。
着ぐるみの頭部分をもあいに被せて遊んでいる最愛に声を掛ける。
香焼「最愛。お風呂入っていいよ」
絹旗「え」ピタッ
香焼「お風呂っす。シャワーでも良いけど」
絹旗「お、お風呂……ですか」タラー・・・
香焼「最愛のホテルほど立派じゃないけど、一人入る分にはそれなりに広いよ」
絹旗「こ、香焼からで良いですよ……その……私の後に、香焼入るってのは……、」アタフタ・・・///
香焼「……あー」ポリポリ・・・///
その気持ちは分からなくはないが、客人に二番風呂を勧める訳にもいかない。
香焼「気にしないで貰えるとうれしいな……なるべく自分も気にしない様にするから」アハハ・・・///
絹旗「ぜ、絶対ですよ!」ジトー・・・///
香焼「うん……シャンプー、リンスは何使っても良いからね。あと使い捨ての歯ブラシ有るからそれ出すよ」
絹旗「え、あ、う、うん」タジタジ・・・
香焼「タオルとバスタオルも今出す。あ、ボディスポンジは黒以外ね。それは自分のっすから」アハハ
絹旗「わ、分かりました」コクコク・・・
やはり恥じらいは出るよな。正直、自分だって恥ずかしい。
最愛はもあいを抱えて風呂場に……え?
もあい「にゃっ! みゃっ!」フシャー!
香焼「最愛! もあいは駄目!」アワワ・・・
絹旗「え? 一緒にお風呂で」キョトン・・・
香焼「もあいの身体洗う時は専用の桶で洗ってるから。てか猫の毛で浴槽大変な事になっちゃうってば」
絹旗「あ、そうですね。すいません」パッ
もあい「……なぅ」スタタッ・・・
そそくさとソファの方へ逃げるもあい。やれやれ、忙しいな。
香焼「とりあえず勝手が分からない時は中にある内線ボタン押してね」
絹旗「了解です……こ、香焼……覗いたら打っ殺しますからね」ギロッ・・・///
香焼「し、しないよ!」アタフタ・・・///
絹旗「……信じてあげましょう」テクテク・・・
彼女を本気で怒らせたら冗談抜きでミンチになりかねない(らしい)からね。精々気を付けます。
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