571:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/16(金) 21:58:57.70 ID:UaUTwu/f0
―――とある2日目、PM08:00、ロシア・モスクワ、ドモジェドボ空港・・・・・
モスクワを発つ時刻。
チャーター機前には私と、見送りのワシリーサとクーニャだけ。
クーニャ「気をつけて。都市に入って任務が終わるまでは連絡できなくなると思うけど、その後は何とか連絡出来る様努力してみます」
サーシャ「ええ。よろしくお願いします」
ワシリーサ「あと、この写真を」スッ・・・
姫神氏とは別の女性。眼鏡を掛けたロングウェーブの掛った黒髪女性。
ワシリーサ「もし、この女性を見かけたら逃げなさい。これは命令」ジー・・・
サーシャ「え? 第1の質問ですが、超能力者か何かでしょうか」
ワシリーサ「いいえ。私達『魔術師』の天敵よ。宛ら『人工天使』ってところかしら……コードは『ヒューズ=カザキリ』」
サーシャ「人工……天使?」
ワシリーサ「尤も、既にアレイスターの飼い犬では無い様だけど油断は禁物ね」
サーシャ「……気を付けます」
どうして私は天使云々に縁が濃いのだろう。まったく、神職の身とはいえ嫌になる。
サーシャ「それでは行ってきます」
ワシリーサ「はーい。御土産よろしくねー」ノシ
クーニャ「隊長……貴女という人は」ハァ・・・
ワシリーサ「無事帰ってくるって信じてるからよ。あ、幻想殺しにもよろしくー。何れ私が直接挨拶行くって言っといてねーん♪」
無視無視。
クーニャ「ええっと、とりあえずハバロフツクまでは携帯使えるから、音楽でも聞きながらリラックスして行ってらっしゃい……幸運を」
サーシャ「ありがとう」コクッ
十字を切り、飛行機に乗った。さぁ……長い3日間が始まる。
1002Res/1177.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。