過去ログ - あまくさっ!? 〜ただいま。〜
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606:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/19(月) 19:20:06.77 ID:sWFnvcNp0
 ―――とある3日目、AM07:15、英国・ロンドン(PM03:45、ロシア・ハバロフツク)、『必要悪の教会(ネセサリウス)』内、食堂・・・・・







アニェーゼ=サンクティスは情に厚く、頭の切れる少女である。
これは彼女と親しい者であれば誰でも知り得る事であり、本人もそうあろうと自負している事である。

さて、朝食前のこの時間。いつもなら寝坊ギリギリまで寝ているのだが、今朝は違った。
妹分のアンジェレネ、そして悪友のレッサー、その連れのランシスと共にまだ人気の無い食堂で何やら話し込んでいる。


アニェーゼ「さて、如何したモノか」フムフム・・・

レッサー「考え過ぎじゃないですか? サーシャだって素人じゃないんです。余計な御世話だと思いますけど」ジー・・・

アニェーゼ「余計なお世話上等です。何て言うんですかねぇ……私は英国、というより最大主教の方針が気に喰わねぇんです」フンッ・・・

アンジェレネ「あはは……でも、大人の決めた事だし、私達がゴチャゴチャ言う訳にも」ウーン・・・


話し合いは、先日から話題になっているロシア成教の動きについて。
自分達の『友人』が何とも肩身の狭い任務を押しつけられているという事で、何か手助けが出来ないだろうかと考えていたのだ。


レッサー「手助けっつってもなぁ……ランシス、何かあります?」

ランシス「まず私が此処に居る意味が分からない。どうして私まで早起きさせられた上に、意味不な話し合いに参加せにゃならんの?」ハァ・・・

レッサー「こんの人でなし! それでもカルテッ娘のリザーバーですか!」ムギュウウゥ・・・

ランシス「ひ痛ふぁふぁふぁ! か、勝手過ぎるよぅ!」ヒエェ・・・

アニェーゼ「うっせ。茶番なら余所でやれってんです」ジトー・・・

レッサー「ほら、怒られましたよ。ランシスの所為です」ジトー・・・


そんなぁ、と嘆くランシス。理不尽。絶対に理不尽。


アンジェレネ「んー……とりあえず、今出来る事って何でしょうね」ジー・・・

レッサー「いっそ学園都市に飛びましょうか? そんで直接手伝う、と」ビシッ・・・

ランシス「あほ。あの街は個人で如何こう入港できる場所じゃないでしょ。時間的にも間に合わないだろうし」ジー・・・

レッサー「うっ……な、生意気ですよ! ランシスのくせに!」ムニュウウウゥ!

ランシス「ひゃんっ!! 何処掴んでんだ変態っ!!」ムギャアアァ!

アニェーゼ「だから黙れボケ! 声デケェですよ、糞っタレ」ジトー・・・


さーせん、と頭を垂れる英国人2人。アニェーゼはやれやれ、と自分の考えを述べる事にした。





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