718:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/27(火) 05:04:03.88 ID:aOOsrV5h0
続けて所長もウィンドウを閉じ、残るはステイルと神裂だけ。
土御門「ふむ……それじゃあサーシャ=クロイツェフには天草式の若衆筆頭から連絡させるぞ」
アレイスター『任せるよ。ただし、くれぐれも手助けはせぬ様に。それから監視は続けてくれ』
神裂『了解しました。土御門、引き続き、監督をお願いします』
一段落。神裂は内心安堵し、ウィンドウを切ろうと―――
アレイスター『待て』
―――呼び止められた。
アレイスター『戻る前に……今メールで送った文章を読んで、承認して貰おう』
神裂『え、あ、メール? 承認?』キョトン・・・
ステイル・土御門『「…………、」』
アレイスター『なぁに……今回の落とし前。ケジメだよ。忘れたとは言わせないさ』ニヤリ・・・
神裂の下にメールが届く。慣れない手つきでクリックし文章を読んだ。
神裂『……っ!!』ドキッ・・・
アレイスター『当然だろう。因みに、ステイルと土御門は同意してるよ』フフフ・・・
神裂『っ』ギロッ・・・
ステイル『……恨んでくれて構わない。だが、僕は良い薬だと思っている』ジー・・・
土御門「同意だ。結標の時も言ったが……少し痛い目見ろ」コクッ・・・
神裂『……私が代わりに!』バッ!
アレイスター『何の意味もないだろう……私は良いケジメだと思うよ。因みに、これを承認しなければロシアの交渉も認めない』
土御門「そうなればサーシャは勿論、ドニエストルでの死傷者、そしてNATOとWTO間での軍事的犠牲者と拡大していくぞ」
対極の問題を提示される。長い沈黙……そして。
神裂『卑怯です……3人とも』カチッ・・・
同意をクリック。
アレイスター『ふふふ……では、後はご自由に』ニヤリ・・・
神裂『…………、』ギロッ・・・ギリリ・・・
ステイル『戻るぞ……ヤツ当たりなら受けてやる』チラッ・・・
神裂『っ……アレイスター。この件、忘れませんよ』プツンッ・・・
アレイスター『私も、覚えておこう』フフフ・・・
回線を切る神裂。続いて頭を抱えながらステイルも消えた。
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