過去ログ - 【空中要塞】エースコンバットのSSを書くスレ【トンネル】
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507:グラディウス1[saga]
2011/11/05(土) 21:12:23.37 ID:FxA5iRiDO
やがて準備が完了し車に乗り込もうとする私達家族を見送るため、ストームウィッチーズが全員集まり私達家族の前に横一例に並んでいた。

最後に彼女達は私達に別れの言葉を送ってくれた。

「私達はここで可能な限りネウロイの足止めを行います。」

「あなた方の家は私達が絶対に取り戻して見せます、それまで、どうかご無事で」

ケイ隊長とマミさん。


「勿論、私達もここで死ぬ積もりなんて全然無いよ」
ライーサさん。

「私が助けてやったんだ、その命、大事にしろよ」

最後は黄14ことマルセイユ、彼女は私の前まで出てきてそっと右手を差し出した。

「はい!」

私は全力でその手を握り返した。

「なかなか力強いじゃないか、やはり男はこうじゃないとな!」

「良い男に成るぞ君は」

黄14が私に笑いかける、この時彼女が私に向けた笑みは私には少し違って見えた。

私達家族は車へ乗り込む、私は左側の後部座席に乗り込んだ。

「皆さん色々とありがとうございました、では私達はこれで」

「無事をお祈りしてます」

「あなた達も」

私の父はとケイ隊長との別れの挨拶済ませ、車を発進させる。

ストームウィッチーズの面々は敬礼で私達家族を送り出す、私達もそれに習い敬礼した。

リアウインドー越しに見える彼女達の姿がどんどん遠ざかっていく、私は彼女達の姿が見えなくなるまで、敬礼を続けた。



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