111:1[saga]
2011/09/18(日) 08:56:02.15 ID:UN7svkXM0
ゆまは恐る恐る頭を上げる。
「ゆるして、もらえますか?」
--ああ、もちろんさ。
--僕達はお嬢さんを許します。
--そもそも私たちは、貴女に何も怒ってないのよ。
--だから、君は何も気に病むことはないんだ。
客の一人が、ゆまの頭を優しく撫でる。
「…えへへ」
ゆまの表情が笑顔に変わる。
それを見た客と店員も、つられて笑顔に変わる。
そして、客と店員は一斉にほむら達に振り返った。
その表情には、「こんな幼い子に謝らせるなんて!!」という非難が込められていた。
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