過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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133:1[saga]
2011/10/01(土) 20:44:22.07 ID:gq77mqsR0

 まどかは家の玄関へと向かう。
 その背後にほむらは声を掛ける。

「まどか」

 その声に、まどかは振り返る。
 ほむらは若干下を向いていた。

「さっきも言ったけど、私は貴女を信用しているわ。
 だから、---」

 ほむらが顔を上げ、まどかと目を合わせる。

「---だから、私の忠告もきちんと聞いてくれていると信じてる。
 じゃあね。また明日、学校で会いましょ」

「うん。また明日、学校でね」

 まどかは玄関のドアを開け、家に入っていった。

 紅茶を淹れ、自室へ持っていく最中、まどかはある事に気づき、あっ!と声をあげた。

「ほむらちゃん、家の中で待っててもらえばよかった。
 昨日のアレも返すの忘れちゃってたし。…まだ居るかな?」

 自室に入るとカーテンを開け、外に居るはずのほむらの姿を探す。
 だが、もう帰ってしまったらしく、どこにもほむらの姿は無かった。


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