233:1[saga]
2011/10/30(日) 12:16:52.32 ID:vrMS+f+W0
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「……らちゃん、起きて。ほむらちゃん」
ほむらは、まどかに揺さぶられて目を覚ました。
「ん……あれ……? まど、か……」
夢、か。
変な夢を見たものだ。
「ほむらちゃん。そろそろ起きないと、お昼休み終わっちゃうよ」
予鈴が屋上に鳴り響く。
そこでようやく、ほむらは自分がまだ学校にいて、まどかの膝の上でぐっすり眠っていたことを思い出した。
ほむらは跳ね起きる。
屋上には、まどかとほむらの二人しかいなかった。
「ごめんなさい、すっかり眠ってしまったわね」
「ほむらちゃん、ぐっすりだったね。やっぱり疲れが溜まってたんだよ」
「そうだったみたいね」
「えへへ、私、少しは役に立てたのかな?」
「ええ。おかげで体も頭もスッキリよ。ありがとう、まどか」
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