過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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292:1[saga]
2011/11/20(日) 10:47:04.00 ID:uM86iaGn0

 マミとさやかの発言に、まどかは項垂れる。

「ああ、まどかが悪いって言ってるんじゃなくって、ほむらはさ、なんていうか-----過保護なんだよね」

「確かに。友達を危険に晒したくない、というのは分かるけど、ちょっとやりすぎ感があるわね。
 普通なら、『契約したら危険よ、それでもいいの?』って聞いて終わりじゃない?
 だって、魔法少女の危険性を十分に説明して、それでもなお魔法少女になりたいと思ったのなら、それを他人が止めるのは筋違いよね。
 それが、『絶対に契約しないと約束して』ですもの。
 鹿目さんが大切なのは分かるけど、人生を大きく変える大切な選択を、他人が勝手に決めてはいけないわ」

 マミはまどかの目を見て言う。

「鹿目さんはもっと堂々としてていいと思うわ。自分の選択に自信を持ちなさい。
 後悔なんて以ての外。
 それこそ暁美さんの努力が無駄になってしまうわ」

 マミの言葉に、まどかは、はっ、とする。

「そう、ですよね……。
 そう。そうだ。私は自分の意思で、この道を行くって決めたんだった。
 例えどんな危険が待っていても、私は突き進みます!」


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