過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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303:1[saga]
2011/11/20(日) 10:58:07.22 ID:uM86iaGn0

「ごめん……。ちょっと、これは言えないや……。
 その、あんまり人に言えるほど立派な願い事じゃなくってさ……」

「……でも、マミは、軽い気持ちで契約したわけじゃない、と言っていたわ。
 何か、どうしても叶えたいことがあった訳ではなかったの?」

 まどかの視線が泳ぐ。
 ほむらと目を合わせようとしない。
 何かを隠しているのか。それとも、ほむらに怒られると思っているのか。

「…………私はただ、魔法少女になりたかったの。
 なって、この街の皆のために戦いたかった。この街の皆のことを守りたかった。
 魔女や悪い魔法少女によって、理不尽に、不条理に、虫みたいに、人が殺されることが嫌だったの。
 私の力があれば、阻止できる。守ることができる。絶対に悲劇を起こさせない。
 それが、私の願い。
 ただ、それだけなの。だから、その……契約時の願いは……」



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