302:1[saga]
2011/11/20(日) 10:57:02.68 ID:uM86iaGn0
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その後もしばらく探し回るも、ソウルジェムに反応は無く、結局その日は解散となった。
マミと別れ、さやかを見送ると、ほむらとまどかの二人きりになる。
「嬉しそうね」
ほむらはそう言った。
使い魔を倒して現在までの間、まどかは終始にこやかな笑顔を絶やさなかった。
「てへへ! やっぱ、顔に出ちゃってる?」
「ええ。もう、嬉しいという感情が溢れ出るかのようよ」
まどかは照れつつも、笑顔は絶えない。
「ねぇ、まどか-----」
ほむらは尋ねる。
これだけは、どうしても聞いておきたい。
自然と表情が真剣なものに変わる。
「-----契約の時、何て願ったの?」
「そ、それは…………」
まどかは下を向き、言いよどんだ。
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