過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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308:1[saga]
2011/11/20(日) 11:03:05.38 ID:uM86iaGn0

「そう。ほら、まどかが契約して魔法少女になったじゃない?」

 ほむらはあからさまに顔を顰める。
 さやかはそれを指摘する。

「ほら、その顔だよ。その、いかにも不愉快極まりない、って言いたげな顔。
 それを見るたび思うんだけどさ、アンタ、まどかが約束破ったのがそんなに許せないの?」

 ほむらは答えない。
 さやかはそれを肯定と取った。

「いや、そりゃあ私だって約束破るのはどうかとは思うよ。
 でもさ、結果だけ見れば、ほむらがご執心のワルプルギスの夜に対する、大幅な戦力増強だよ?
 その魔女はメチャクチャ強いんでしょ?
 だったら、この際手段は選ばず、目標を達成することだけを考えようよ。
 もし、まどかが契約しないでほむら達が魔女に負けちゃったら、何の意味も無いでしょ?
 ……なっちゃったもんは、もうしょうがないって」

 ほむらは何も答えない。

「まどかはさ、街の平和を守ることが『良い事』で、何もせず見てることが『悪い事』だ、と考えてるんだと私は思うんだ。
 だから-----」



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