過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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366:1[saga]
2011/12/11(日) 11:08:39.27 ID:e+HHFXwS0

*


 さらに数日が経った。
 まどかがマミの家に遊びに行くと、疲れた顔のマミが出迎えた。
 どうやら勉強疲れのようだ。
 話を聞くと、このままだと目標としている高校に上がることは難しい、と先生に言われたらしい。
 それはそうだろう。
 毎日の巡回のせいで碌に勉強も出来ず、部活動にも参加していないのだ。
 魔法少女の活動で、学校の成績が上がる要素なんて一つも無い。
 内申書は当てに出来ない。
 完全に、自前の学力のみで勝負するしかない。
 マミはまどかに、

「大した持て成しも出来ないで、ごめんなさい」

 と謝った。
 帰り際、まどかは、しばらくマミの家に遊びに行くのは止した方がいいな、と思った。


*


 さらに数日が経った。
 成果はゼロだった。


*


 さらに数日が経った。
 成果はゼロだった。


*


 さらに数日が経った。
 成果はゼロだった。
 公園のベンチに腰掛け、銀杏の木を見上げる。

 黄葉が、始まっていた。



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