372:1[saga]
2011/12/11(日) 11:15:40.33 ID:e+HHFXwS0
杏子は舌打ちする。
「マミは今家か?!」
「そうだと思うけど----後で電話してみる?」
「いいや! 今すぐ頼む!」
「……分かったわよ、もう」
いろいろ聞きたいことはあったが、杏子の気迫に圧され、素直にケータイを取り出してマミに電話を掛ける。
数回の呼び出し音の後、マミに繋がる。
「あ、マミさん? 忙しいところすいません。今、家に居ます?
……そうですか。いや、実はですね、何か杏子が急にマミさんと連絡を取りたいって言い出して----」
「貸せ!!」
杏子はさやかからケータイを奪い取る。
「おいマミ! お前、ちゃんと魔女を狩ってソウルジェムを浄化してるんだろうな!」
『何よ急に……。そんなことしてる暇があったら勉強よ、勉強。私の将来が掛かっているのよ』
「勉強だぁ?! そんなことしてる暇があったら魔女の一体でも狩って、ソウルジェムを浄化しろ!! テメエの将来が掛かってんだぞ!
いいか! 絶対にソウルジェムを濁らせるな! 今すぐ状態をチェックしろ!!」
601Res/385.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。