4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)
2011/08/28(日) 08:55:40.76 ID:VokUT5SI0
ほむらは突然のことで驚きはしたが、初めに比べ、だんだんと落ち着きを取り戻していた。
まどかとはこの時間軸では初対面のはずなので、それ相応の対応をとることにする。
「いや、それはこっちの台詞よ。ここは私の病室。貴女こそ、誰?どうしてここに?」
「え?あれ?!わたし、何でここで寝て---」
アタフタとするまどかを見てほむらは、やはり面識は無いのだなと確信した。
「落ち着きなさい。まずは深呼吸。はい、吸って……吐いて……」
ほむらの言葉に従い、まどかは深呼吸を繰り返す。
「落ち着いた?で、そろそろ放してくれるとありがたいのだけれど…」
「え?……あ!ご、ごめんなさい!!」
まどかは、自分がほむらに抱きついたままだということに気がつき、謝罪の言葉と共に離れる。
ほむらの視界はぼやけている。離れたまどかを見ようとすると、自然と目が細められる。
そういえばまだ視力の回復を行っていなかった。
まどかの目の前で魔法を見せるわけにはいかない。
とりあえずはメガネを掛けるしかないようだ。
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