543:1[saga]
2012/03/04(日) 15:48:09.96 ID:7s5pwasZ0
*
翌日。
ほむらの病室を訪れたまどかは、やはり昨日と同じく若干疲れたような様子であった。
昨日のさやかの話を信じるなら、まどかは街を一周歩き通したのだから仕方ないのだろう。
入院患者に昼食を知らせるアナウンスが流れ、まどかとさやかもほむらと一緒に食べようと考え、さやかは昼食を買いに一旦部屋を出た。
二人きりになったほむらとまどかは、ベットに並んで腰掛ける。
「まどか? 何だか疲れてそうだけど、大丈夫?
無理してまで会いに来てくれなくてもいいのよ」
「……え? だ、大丈夫だよ! わたしってそんなに疲れてるように見える?」
「正直に言ってしまえば、とても疲れてそうに見えるわ」
「そ、そっか……。
でもね、無理はしてないから大丈夫だよ。
ごめんね、心配かけちゃって……」
まどかは俯き、申し訳なさそうにそう言った。
これは早急に何とかした方がいいのではないだろうか。
これ以上辛そうなまどかを見ているのは忍びない。
ほむらは意を決してまどかに尋ねる。
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