過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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60:1[saga]
2011/09/10(土) 17:00:33.46 ID:QHjvi9XB0

「っのヤロォ!」

 杏子は顔面めがけ、柄を打ち込むも、それも避けられた。再び距離が開く。

「…ちっ、やるな。
 ゆま!こっちは時間が掛かりそうだ!そっちはキッチリ抑えとけよ!」

「うん!わかった!!」

 杏子の呼びかけに、ゆまはギュッっと鈍器(ハンマー?)の柄を握りなおす。
 キリカは多量の出血の影響か、足元がフラフラし、自分から仕掛ける様子を見せない。

 ほむらはゆっくりとだが、立ち上がった。動ける程度には回復したらしい。
 左手を下に振った。するとゴトッゴトッと音を立てて銃器や爆弾が散乱した。
 まどかの足元にも手製爆弾や弾薬などが転がっていく。
 ほむらはその中から拳銃を手に取る。口でスライドを銜え、いっぱいに引いて、口から離す。
 スライドが戻り、弾丸が装填された。そして銃口を織莉子へと向ける。


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