過去ログ - とある幻想の一方通行
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67: ◆2X.nP8ceFI[sage]
2011/10/07(金) 23:19:27.74 ID:m06bZxoX0
「オイ、なに勝手に絶望しちゃってるンですかァ?」

この中で不自然なほど冷静にしている一方通行がわからない、とでも言うかのように疑問を口にした。


「無理よ……、デバックの作業、ワクチンコードの作成……とてもあと4時間弱で終わるものじゃないわ、手詰まりなの」

芳川は自分の額に手をやりながらヘナヘナと紙で埋まった床に腰をおろす。

室内のアナログ時計は16時半を指している。


「折角甘い私が優しくなれるチャンスだと思ったのに……、私はこんなにも甘いのに世界は全然甘くないのね」

子供の前でこんな事を漏らしてしまう自分に、本当、どこまでも私は甘いなこんな子供にまで絶望をわけて自分の負担を少なくしようとしている。と考え芳川は自嘲気味に、先程から無表情の一方通行に笑いかける。


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