過去ログ - ブラスター・ブレード「我が手を取れ、恐れるな」
1- 20
17: ◆kJCm.rf/1E[saga]
2011/09/06(火) 23:56:24.72 ID:tsrtmo5U0
「何……これ……」


 現場はカードキャピタル脇の路地、ベンチが一つ置かれている休憩スペースがある場所だった。
 そこで目にしたのは、放りだされたダンボール箱、その中から零れ散乱しているカードのパック、その傍で倒れている男性の姿、そして……
以下略



18: ◆kJCm.rf/1E[saga]
2011/09/06(火) 23:58:47.53 ID:tsrtmo5U0
 アイチがまず見たものはミサキと同じく散らかったダンボールとその中身と倒れる男性だった。
 そして、倒れている男性の近く……アイチ達がさっきまでいた店の壁に妙な違和感を覚えてその一点を見つめた。
 壁に何かが生えている。いや、……埋まっている? 刺さっている?
 アイチはそれがなんなのか理解するまでに少しの時間を要する事になった。 

以下略



19: ◆kJCm.rf/1E[sage saga]
2011/09/07(水) 00:01:59.96 ID:yN0xnQlX0
 この場に更に人がいただなんてアイチはこの時まで気付かなかった。
 暗がりの奥から、それは全部で三人分の影が、唐突に現れる。
 明るみに出てきた人物達はこの場に随分と不似合いな格好をしていたが、そのボールを手にするにはとても相応しい出で立ちだった。
 それがまたなんとも奇妙な空間を作り上げている。

以下略



20: ◆kJCm.rf/1E[sage saga]
2011/09/07(水) 00:04:37.35 ID:yN0xnQlX0
「え……」
「なっ……嘘だろ……!?」
「アンタ達、早く逃げて……!」


以下略



21: ◆kJCm.rf/1E[sage saga]
2011/09/07(水) 00:08:58.71 ID:yN0xnQlX0
 その掛け声と共にアイチの体からアイチであってアイチでない何者かが具現する。
 それは白い甲冑を身に纏った剣士。
 アイチの頭上に浮き上がるそれは、高速でアイチ達に向かっていた筈のボールを瞬く間に真っ二つにしていた。
 そこに一同の視線が集まるのは無理もない話だった。

以下略



22: ◆kJCm.rf/1E[sage saga]
2011/09/07(水) 00:12:13.01 ID:yN0xnQlX0
時間がないのでここまでです
書きためはしてあるので時間がある時に投下しにきます


23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/09/07(水) 13:05:31.21 ID:ZKQavSgBo
これは俺得スレ
期待してる


24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/09/07(水) 21:15:26.69 ID:UCzgiwcMo
いいイメージだ
期待


25: ◆kJCm.rf/1E[saga]
2011/09/07(水) 22:27:50.66 ID:Qb7+wUrQ0
 ――まるで海の中を泳いでいるようだった。
 足が地につかない。
 それどころか、自分の姿形、その存在がやけにぼんやりとしていて、何かの拍子に吹き飛んでしまいそうな感じさえする。
 上手く動けない。ただ流れに身を任せてそこを漂っているだけ。
 けれど不思議と息苦しくはない。むしろとても心地よい。
以下略



26: ◆kJCm.rf/1E[saga]
2011/09/07(水) 22:29:40.89 ID:Qb7+wUrQ0
「気分はいかがかしら? 先導アイチくん」

「……!?」


以下略



27: ◆kJCm.rf/1E[saga]
2011/09/07(水) 22:32:32.08 ID:Qb7+wUrQ0
「意識と無意識の狭間……?」

「そう。私はここの番人でスイコと申します。以後お見知りおきを」


以下略



88Res/81.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice