過去ログ - 京介「妹たちに安価で悪戯する」 延長戦
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◆5yGS6snSLSFg
[saga]
2011/11/15(火) 19:29:52.78 ID:J4ulRX80o
「いや」
そもそも、俺をぼこぼこにするつもりなら、関節技などという回りくどい事をせずとも最初から殴り掛かってくればいいのだ。
そして、桐乃ならそれができてしまう……悲しい事に。
兄の威厳なんてあったもんじゃねえな。
じゃあ、この状況は一体どういうことだ?
必死に頭を巡らすが、それらしい答えは見つからない。
……まさか、俺はとんでもない思い違いをしているのか?
「まさか…………まさか!」
「?」
桐乃すらも前哨戦だと言うのか!?
あ、ありうる……! だとすると全てに合点がいく。
ともすれば、本命の――この後に来るであろう人物は、恐らくあやせ!
これは、本命のお出ましの前に俺の利き腕を使えなくしておく作戦!
なんてこった! 今からでも右腕を守り切らないと――
だが、時すでに遅かった。
右腕が……痺れている…………。
長い時間圧迫されたことによって血液の循環が悪化することで発生する、あの痺れだ。
要は、長時間正座した後に立ち上がるような感覚だな。
「あ、時間だ」
桐乃の言葉にびくっと反応する俺。
時間!? なんの時間だ!? 処刑の時刻か!?
右腕を押さえびくつく俺を尻目に、桐乃は俺の部屋に来た時とは一転、上機嫌で俺の部屋を後にする。
窓の外は少し赤みがかった空。もう少しで夕暮れと言った時間。
……どうやら処刑の時間は近いらしかった。
2日目。昼 安価成功
「何、あれ。ただしがみついていただけじゃない」
「そういう安価だったんだからいいでしょ! あれで十分安価成功じゃん!」
「あれで安価成功とは片腹痛いです。桐乃ちゃんならもっとはっちゃけてくれると思っていたのに」
「はっちゃけるって……他にやりようがないじゃん」
「瀬菜氏が言いたいのは安価以外にもってことでござるよ」
「その通りです。ぶっちゃけると、お兄ちゃ――」
「せなちー、珠希ちゃんたちの前でそれ以上は禁句ね」
名前:妹[] 投稿日:2012/03/02(木) xx:xx:xx.xx ID: xxxxxxxxx
恥ずかしさで死ぬかと思った……
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