29: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:38:13.25 ID:FRdcbQBa0
杏子は少し赤くなっていたが、恭介に顔を覗かれずに済んだ事に感謝していた。
「…約束したんだ、待っているって」
「さやかの答えを聞くまで、僕は待つって…」
「…ッたく、あいつは果報者かもね」
そんな事を言いながら跳んでいると、恭介の家が見えてきた。
家人に気付かれない様に玄関に降りると、恭介を降ろして直ぐに退散しようとした。
だが、恭介の言葉に引き止められる事となった。
「待ってくれ!」
「僕に、僕に何か出来る事は無いかい?」
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