57: ◆CjyeZwq5EN.k[sage]
2011/09/16(金) 23:30:29.91 ID:3azvEx2d0
風紀委員支部に入ると、既に全員着ていた。
「こんにちは初春、今日はいつもよりの遅いのですね」
だらだらと椅子に身体を預けた常態で、常盤台中学の制服を着たツインテールの少女、白井黒子が挨拶をする。
58: ◆CjyeZwq5EN.k[sage]
2011/09/16(金) 23:31:04.76 ID:3azvEx2d0
「どうしたんですか白井さん、元気ないですね」
初春が話し掛けると、黒子は深く溜息を吐く。
「聞いてくださいですの初春……」
59: ◆CjyeZwq5EN.k[sage]
2011/09/16(金) 23:31:37.13 ID:3azvEx2d0
「ですの、」
ぽつりと黒子が呟く。
最近、黒子が『ですの』と言う数が極端に増えている。
60: ◆CjyeZwq5EN.k[sage]
2011/09/16(金) 23:32:13.12 ID:3azvEx2d0
「さようならですの初春、」
「うん、さようなら白井さん」
夕ご飯は何を作ろうかと考え込みながら、初春は帰り道を歩く。
61: ◆CjyeZwq5EN.k[sage]
2011/09/16(金) 23:32:50.34 ID:3azvEx2d0
が、安心するのも束の間、
「おい、何見てんだよガキ」
「うぇっ!?」
62: ◆CjyeZwq5EN.k[sage]
2011/09/16(金) 23:33:32.61 ID:3azvEx2d0
「お前が?全然強そうには見えねえなぁ?なに?何か強い能力でも持ってんの?」
「風紀委員は違いますねー」
風紀委員。この言葉が彼等の神経を逆なでする。
63: ◆CjyeZwq5EN.k[sage]
2011/09/16(金) 23:34:21.05 ID:3azvEx2d0
14歳程度の、小柄な少女だ。
少女は不相応な、まるでホステスのような背中の開いた丈の短いドレスを着ている。
ドレスとても不良の相手を出来るようには見えない。
64: ◆CjyeZwq5EN.k[sage]
2011/09/16(金) 23:35:06.86 ID:3azvEx2d0
「あなた、風紀委員なんでしょ?助けて欲しいの」
ドレスの少女は言う。
「? 構いませんけど、なにをですか?」
65: ◆CjyeZwq5EN.k
2011/09/16(金) 23:35:56.34 ID:3azvEx2d0
投下終了
グェッへッへ、心理定規ちゃんマジビッチ可愛い。
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/09/16(金) 23:50:46.80 ID:Hrpa1Oiw0
おつですの
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