過去ログ - 垣根「俺はヒーローにはなれねえんだ」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2011/09/09(金) 23:30:13.83 ID:pog7RaeAO

・垣根帝督が主人公です
・シリアス分多め
・アレイスターが失脚した後の世界です
・垣根が三主人公とよろず屋を営んでいます
・キャラ崩壊注意
・オリ設定がかなり含まれてきます

そんなんでもよろしければ、どうか読んでいってください




2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2011/09/09(金) 23:36:47.36 ID:pog7RaeAO
携帯電話から流れ出す、メールが来たことを知らせる大音量の着信音で、垣根帝督は目を醒ました。

普段は心地よいギターやドラムの音が、今はこの上なく不快に思える。

安眠を妨害されたことに苛立ちながら、ベッドから這い出て携帯のある充電スタンドへにじりよる。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2011/09/09(金) 23:40:06.97 ID:pog7RaeAO
眠たくはないが、身体のほうは未だ疲れが取れず、重く気怠い。

何か食べる気にもならず、事務所として使っているリビングへと向かい、二つあるソファの片方に倒れこむ様に身体を預ける。

昨日から一度も服を着替えず、風呂にも入っていないことに垣根は気付いていたが、それをどうにかしようとは思わなかった。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/09/09(金) 23:41:51.30 ID:ysU8s/hAO
どっかで見たことのある組み合わせだな
期待


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2011/09/09(金) 23:42:27.73 ID:pog7RaeAO

ただ、『また今度な』とだけ打って送信。
携帯を閉じ、机の上に置く。

一分と経たないうちに返信が来た。
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/09/09(金) 23:47:56.79 ID:pog7RaeAO
短いですが、本日はこれにて終了です

次回は学校の追試が終わったら来ます

わざわざ読んでくださって、本当にありがとうございました


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/09/09(金) 23:59:45.93 ID:lBaIetVSO



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2011/09/10(土) 02:19:46.30 ID:aMbu420Io
設定は期待
地の文がクドイ


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/09/10(土) 09:30:21.48 ID:EQfHn46AO



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県)[sage]
2011/09/11(日) 02:09:37.25 ID:yMZr7j3C0
期待


11: ◆3wvSQQhdpM[sage]
2011/09/20(火) 21:24:39.68 ID:5f28XPhAO
1です
追試が無事終了したので、数日後には投下します

それと、酉、始めました


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/09/23(金) 19:13:01.69 ID:HgDojlGSO
待ってるよ


13: ◆3wvSQQhdpM
2011/09/28(水) 21:24:00.06 ID:K5J4EB6AO

え〜、数日後とか言った癖に一週間も空けてしまいました
本当にすみません

投下、開始します


14: ◆3wvSQQhdpM
2011/09/28(水) 21:24:27.77 ID:K5J4EB6AO

え〜、数日後とか言った癖に一週間も空けてしまいました
本当にすみません

投下、開始します


15:ダブってしまった…… ◆3wvSQQhdpM[saga]
2011/09/28(水) 21:57:36.50 ID:K5J4EB6AO

眠気はなかったはずなのに、いつの間にか意識はうつらうつらとしながら微睡みへと入り込んでいき、垣根がふと気付いた時には既に正午を過ぎようか、という時刻だった。

疲れも消えて無くなり、身体が軽く感じられる。
上体を起こし、髪の毛を掻き毟る。
以下略



16: ◆3wvSQQhdpM[saga]
2011/09/28(水) 22:07:30.48 ID:K5J4EB6AO


7月も半ばとなり、街はジリジリとした日光に照らされていて、道路は夏休みを満喫する学生達で溢れ返っていた。

人々の間をすり抜け、垣根は黙々とコンビニを目指して熱く熱されたアスファルトの上を歩く。
以下略



17: ◆3wvSQQhdpM[saga]
2011/09/28(水) 22:11:15.96 ID:K5J4EB6AO
写っているのは、さっきの男と、大学生かそれ以上らしき女。
それと女に抱き抱えられた生後間もないとおぼしき赤子。
背景からして、撮影場所は病室。

この赤子は彼等の子供なのだろう。二人共嬉しそうに笑っている。
以下略



18: ◆3wvSQQhdpM[saga]
2011/09/28(水) 22:18:56.88 ID:K5J4EB6AO

コンビニでメロンパンとコーラ、それに切らしていたインスタントコーヒーを買い、垣根が自宅近くにまで戻ると、玄関前に女が一人佇んでいた。

Tシャツにジーンズというラフな格好をしていて、年は23,4あたり。
憔悴しきった顔で、目は虚ろになっている。
以下略



19: ◆3wvSQQhdpM[saga]
2011/09/28(水) 22:20:24.52 ID:K5J4EB6AO


理由は単純。


以下略



20: ◆3wvSQQhdpM[saga]
2011/09/28(水) 22:26:14.06 ID:K5J4EB6AO

垣根はポケットから財布を引っ張り出し、拾った写真を取り出す。
そして、写真の女と、玄関前にいる彼女とを見比べる。

窶れた顔立ちになり、幾らか痩せてはいるが、どう見ても同一人物だった。
以下略



21: ◆3wvSQQhdpM[saga]
2011/09/28(水) 22:32:31.56 ID:K5J4EB6AO

手に負えなさそうな、どうしようもなくヤバイ仕事だったらお引き取り願おう。
そう決めて、垣根は玄関前にまで近づき、彼女に話しかけた。

「ウチに何かご用でも……」
以下略



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