過去ログ - さやか「魔法少女と魔女。そして、オルフェノク」
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165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/26(水) 21:16:09.56 ID:k329rqLVo
「鹿目さん。今の貴方にできるのは契約しないことだけ」

「…はい」

こう言われると、まどかは決まって落ち込んだ顔をする。

「でも安心して。貴方が居ることで、私たちの支えになるから」

「はい!」

その言葉を聞き、まどかの顔が明るくなる。

「じゃあ、海堂さん達には明日にでも話をつけるかな」

「そうしてもらえると助かるわ」

それに今日は昨日見にいけていない恭介の様子も知りたい。

「君達二人と契約できないのなら、僕はいる必要がないね」

「ええ。私達の前に出来るだけ姿を見せないでいて欲しいのだけれど」

昨日の事により、マミはキュゥべえのことを疑い始めたようだ。
ならば魔法少女の秘密を言うべきか否か。

「君は契約してよかったと言ってたじゃないか。あそこで死ぬよりはマシだって」

「それとこれとは話が別よ。分かったらさっさと消えて」

この場の雰囲気から言わないでおく。
確信したと言っても、証拠がない。

適当に言って周りの人間を混乱させるのも良くないだろう。

「じゃあね。まどか、さやか」

そう言って、キュゥべえは何処かへ行ってしまった。

ほむらもキュゥべえが消えるのとほぼ同時に立ち去ろうとする。

「ほむらちゃん!」

まどかの呼び声でほむらが歩みを止めた。

「何かしら?」

「えっと…頑張って!」

その言葉を聞き、ありがとうとだけ言ってほむらはこの場を立ち去った。


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